本日は、屋根のリフォームの値段についてご紹介させて頂きます。
屋根は住宅において最も重要な役割をしています。雨から家を守り紫外線を受け続けたり、暑さや寒さにも耐え続けます。状態が悪化すると雨漏り等により、住宅に致命的な欠陥をもたらします。
不具合がないか定期的に確認することが大事であり、必要に応じてリフォームを行うことが必要になります。屋根のリフォームには状態によって種類が異なり、値段も変わってきます。表面の塗装だけをする塗り替えは、最も値段が安いので、定期的に行うことで、大規模なリフォームを免れることになります。
値段は25万から100万円程度となります。塗料の種類によって耐用年数が変わるので、性能の高い塗料を選択することが望ましいです。
屋根材の表面の劣化が酷く、塗り替えでは対応できない場合には、カバー工法をする選択があります。現状の屋根材の上に新たに重ねて葺いていきます。
既存の材料の撤去が不要となり、大規模な工事を免れ、葺き替えよりも価格を抑えることができます。しかし、重ねて葺くために重量が重くなることになってしまいます。
カバー工法による費用は、100万から160万円程度となります。屋根の下地が傷んでいる場合には、葺き替えリフォームをする必要があります。もっとも大規模な方法であり、値段は150万から280万円程度となります。既存の材料を撤去したり、下地の補修費用がかかったりするので、値段が高くなってしまいます。
葺き替えをする場合には、断熱材を入れて断熱性能を高めることもできます。軽い瓦に変えることで、住宅にかかる負荷を減らして地震に対する被害を減らすことも可能です。
葺き替えをする場合には、大規模な作業となり費用もかかるので、ついでにさまざまな対策を施すことを検討すると有効です。葺き替えとなれば、大きな出費となるので、そうならないために定期的な点検や塗り替えリフォームにより、最小限の作業で終わらせると良いです。
屋根の状態を良くしておくことで、住宅の寿命を延ばすことになります。
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